消費者金融で借金を重ねた結果・・・

私は現在27歳でごく普通の社会人として一人暮らしをしている男です。

そんな私ですが、20代前半という若さで債務整理を行わなければならない状態に陥ってしまった過去があります。

事の始まりは高校を卒業し、新社会人として働き始めてから2年ほど経った頃でした。その頃は都内で生活をしており、何不自由なく放蕩三昧な生活をして、遊び呆けていました。

給料としてまとまった金額を手にするたび有頂天になって、欲望のままにひたすら遊んでいました。なので、貯金などは一切無く、常に通帳の残高は【ゼロ】。しかし、楽しいから良いじゃないか!といわんばかりに、ただただその場その場の快楽におぼれていく自分がいました。

『楽しまないなんて死んでるのと同じだ!』というのが、当時の私の口癖でした。

そんな中、ふと自動車が欲しくなり、中古車ではあるものの140万程度の外車をローン契約をしました。

それが、悪夢の始まりです。

自動車を手に入れた事によって行動範囲が広がり、色々な所へ出かけるようになりました。そしてだんだんと、高速道路に乗って車を走らせることに、中毒のような感覚を覚え始めたのです。クラシックを大音量で流し、車を飛ばす。そうすると、周りの風景がだんだんと溶解していくような、奇妙なくらい心地良さのようなものを感じるようになっていました。

おかげで何度も高速道路を乗り降りし、おまけに燃料がハイオクなので割高な為にお金がどんどん減っていきました。私にとって、その代償はあまりに大きいものでした。

しかもなお悪いことに、車に乗れないとき、まるでその快楽の代わりを埋めるように、パチンコなどのギャンブルにもはまっていってしまったことです。そうなってしまうと通常の生活を送ることは困難となっていきました。

自分で言ってしまうのもなんとなく恥ずかしいのですが『堕ちる快楽』というものにとり憑かれていたのでしょう。そのスピード感を伴う悦びに完全に酔いしれていました。。

そして、ついに消費者金融に手を出し始めました。それでも自動車やギャンブルを続けていたばかりに、お金を返せなくなり、別の消費者金融業者へ契約をしていくという負の連鎖が続きました。

そのうち月々の支払いすらも出来なくなり、審査も厳しくなってきた際に、とある消費者金融業者の方に「このままだと裁判沙汰にもなりかねないから、弁護士へ相談した方がいいですよ」と言われ、ここで初めて事の重大さに気付かされました。

謂わば、急に正気に戻ったとでも言いましょうか、『このままじゃホントにヤバイぞ』と、ようやく目が醒めたのです。

私はすぐに言われた弁護士の先生のもとへ行き、相談をして、最終的に債務整理を行うという事で落ち着きました。それからは、あれだけ夢中になっていた車も売り払い、生活もほとんどギリギリの状態で多少の不自由さもあったものの、少しずつお金を返しいていき、今年やっと完済することができました。
やっと、です。。。堕ちる速さに比べ、元の生活に戻るには何倍もの時間と労力を要しました。何度過去の自分の振る舞いを悔いたことでしょうか。

それからの生活はお金の使い方には気をつけるようになりましたし、身の丈にあったことをするということを心がけて日々生活を行なっています。

もし、同じような境遇の方がいる場合は一人で抱え込まずに必ず誰かに相談するようにしてください。多分、こんな状況に陥るのは私だけではないでしょうから。